情報共有のICT化による校務改善事例
本プロジェクトにお寄せいただいた声の中に、
「教職員間の連絡を、チャットを使って行っています。出張の終了連絡や急な遅刻等の業務連絡はもちろん、おすすめの研究会や研修、教材をシェアするチャンネルや、雑談チャンネルなどを作って情報交換しています。」
といった、学校での情報共有のICT化に関する取組を紹介するものがありました。
文部科学省のウェブサイト「StuDX Style(スタディーエックススタイル)」でも、いただいた声のような情報共有のICT化に関連する事例を掲載しています。今回はその中から、以下の3つをご紹介します。
・業務の情報共有にグループチャットを活用している事例
・欠席連絡をデジタル化している事例
・個人懇談日程の希望調査をオンライン化している事例
各学校の実情を踏まえながら、情報共有の円滑化のご参考にしていただければ幸いです。
■業務の情報共有にグループチャットを活用
ICT端末内にあるチャット機能で校務分掌ごとのグループを作り、連絡事項を伝達する際にグループチャットを活用した。 各分掌の担当者が、口頭で説明する時間を減らすことができ、最新情報を共有できるようになったため、各分掌の業務の時間短縮に繋がった。
■欠席連絡をデジタル化
アンケート機能を活用し、職員室のPCを通して保護者からの欠席連絡・検温報告を確認できるようになった。デジタル化によって朝の電話による業務の中断が減り、業務に集中できる環境が整えられた。
■個人懇談日程の希望調査をオンライン化
保護者会などの出欠確認や個人懇談の日程希望調査は、これまで家庭と紙媒体のやりとりによって実施してきたが、一連の事務手続きをオンライン化。印刷・配布・回収・集計にかかっていた時間を大幅に短縮することができた。
★「StuDX Style(スタディーエックススタイル)」では、その他にも、学校におけるICT活用の実践事例を幅広く掲載しています。詳細はこちらからご覧ください→https://www.mext.go.jp/studxstyle/