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中央教育審議会「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会が始動

4月27日、中央教育審議会「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会(第1回)が開催されました。

この部会は、3月12日に文部科学大臣から中央教育審議会に対し諮問(※)された内容を踏まえ、教師の養成・採用・研修等の在り方について審議を行うため、今期(令和3年3月~令和5年3月)の中央教育審議会に新たに立ち上げられた特別部会です。
(※「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方についての諮問

第1回では、諮問内容について自由討議が行われ、令和の日本型学校教育を進めていくために、その担い手である教師の在り方について既存の在り方にとらわれることなく、基本的なところまで遡って議論を進めていくことが確認されました。
また、諮問内容のうち教員免許更新制については、特別部会の下に「教員免許更新制小委員会」を設置し、抜本的な見直しの方向について早急に検討を開始することとなりました。

文部科学省からは、社会人など多様な人材が学校現場に参画する方法の一つである特別免許状の活用が一層進むことを目的とした「特別免許状の授与に係る教育職員検定等に関する指針」の改定案や、退職者等免許状の有効期限が経過している者等が復職する場合は一定の要件の下で臨時免許状の授与を行うことができることを周知する「免許状更新講習を修了していない者に対する臨時免許状の授与について」の通知案などが示されました。

中央教育審議会でも引き続き活発な議論をいただき、成案を得られたものから順次必要な変革を進めてまいります。