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「教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査」の結果等を踏まえた通知の発出について

#教師のバトン プロジェクト 【文部科学省】

文部科学省では、令和3年(2021年)12月に学校の働き方改革に関する調査結果を公表しました。
この結果では、働き方改革に関する取組は、進んでいるものが多く、時間外在校等時間の状況は全体としておおむね改善傾向にあり、取組の成果が着実に出つつある一方、依然として、一層実施を促進する必要がある取組が多く、長時間勤務をしている教師が多数存在していることが改めて明らかとなりました。

引き続き、働き方改革は急務であるとともに、取組をさらに加速すべき状況にあることから、文部科学省として、各教育委員会及び各学校において、特に留意いただきたい事項について、整理し、通知を発出しました。

本調査に関連して通知を発出するのは、文部科学省としては初めての対応です。
通知内容のポイントは以下のとおりです。

1.勤務時間管理の徹底等について

○ 指針(※)を踏まえた在校等時間の適切な管理の徹底
○ 地方公共団体の条例や規則への上限方針の可及的速やかな反映
○ 未対応の一部市区町村におけるICTの活用やタイムカード等による客観的な在校等時間の把握の徹底

※ 上限時間の原則について1箇月時間外在校等時間を45時間以内、1年間時間外在校等時間を360時間以内とする等の「公立学校の教育職員の業務量の適切な管理その他教育職員の服務を監督する教育委員会が教育職員の健康及び福祉の確保を図るために講ずべき措置に関する指針」

2.働き方改革に係る取組状況の公表等について

○ 働き方改革に係る取組や在校等時間の状況の公表の促進
○ 定量的な独自の目標等の設定、働き方改革に係る取組の検証・改善・公表の促進
○ 働き方改革又は業務改善に関する業務改善方針や計画等の策定の促進

3.学校及び教師が担う業務の役割分担・適正化について

○ 「3分類」(※)に係る取組の積極的な実施の促進
○ 業務の「3分類」への仕分けと学校・教師以外の者への積極的な移行の促進
○ 「全国の学校における働き方改革事例集」の活用
○ 支援スタッフの活用に当たっての学校管理職のマネジメント等の促進

※ 学校・教師が担う業務に係る「3分類」は下記表のとおり

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4.学校行事の精選や見直し等について

○ 教育活動としての意義を踏まえつつ、
・学校行事の種類(※)ごとに、行事及びその内容を重点化
・各行事の趣旨を生かした上で行事間の関連や統合を図るなど精選し、効果的・効率的に学校行事の目標を達成するよう実施
○ 新型コロナウイルス感染症対策下における行事の実施方法の適切な変更・工夫等の取組も一つの契機として、教育的な観点も十分に踏まえつつ、学校行事の精選や内容・準備の見直し・簡素化を促進
○ 地域行事と学校行事の合同開催、地域の記念行事としての要素が大きい行事の地域行事への移行等を検討

※ 儀式的行事、文化的行事、健康安全・体育的行事、遠足(旅行)・集団宿泊的行事及び勤労生産・奉仕的行事

5.ICTを活用した校務効率化について

○ 教職員間や学校・保護者等間における情報共有や連絡調整手段のデジタル化
○ 取組事例に関する動画等の積極的な活用

6.教員業務支援員(スクール・サポート・スタッフ)について

○ 教員業務支援員の一層の配置促進
○ 消毒作業等に止まらない多様な業務への従事による効果的・効率的な活用の促進
○ 調査結果を勘案した教員業務支援員に係る補助金の配分
○ 取組事例に関する動画等の積極的な活用

7.部活動について

○ 部活動指導員の一層の配置促進
○ 部活動指導員による単独指導、単独引率、顧問発令の促進
○ 調査結果を勘案した部活動指導員に係る補助金の配分
○ 地域部活動に係る兼職・兼業への対応

※通知本文はこちらからご覧いただけます。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/hatarakikata/1414502_00001.htm


この通知では、各自治体別に公表されている調査結果や他の自治体の取組状況の分析等により、各教育委員会において、十分に進んでいない取組等を検証するとともに、重点的に取り組む内容を特定するなど、調査結果を十分に活用いただくようお願いしています。

今後、働き方改革をさらに加速させていくためにも、学校・教育委員会と連携しながら、文部科学省が先頭に立って取組を進めてまいります。

また、そうした取組の一つとして、令和4年2月25日「学校における働き方改革フォーラム」を開催することとなりました。

この「学校における働き方改革フォーラム」では、昨年度公開した働き方改革の事例集を改訂した「改訂版 全国の学校における働き方改革事例集」をご紹介する予定です。
これまでも全国の多くの学校現場で活用いただいている働き方改革事例集ですが、更に多くの皆様に手に取っていただき、活用いただけるよう、事例の追加や全体的なデザイン・レイアウト変更も含めて改訂を行っています。

改訂のポイントとして、ICTを活用した校務効率化や教師の負担軽減に資する教員業務支援員の活用について特集しており、実際に働き方改革に取り組む学校に密着し、その様子をドキュメンタリー映像としても見える化しています。
本フォーラムでは、このドキュメンタリー映像を初公開するとともに、密着した学校の先生方にご登壇いただき、パネルディスカッション形式で、管理職・ICT担当および教職員とどのように推進しているのか、さらに、教員業務支援員をどのように効果的に活用するのか等のポイントを語っていただく予定です。

教育委員会の皆様や学校現場の先生方にとって、来年度からの取組につながる有意義な機会になるものと考えていますので、奮ってご参加ください。

学校における働き方改革フォーラムについて
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/uneishien/detail/1422164_00001.htm

★参加費無料、オンライン(Zoom)開催
★参加申込はこちら(クリックすると登録フォームのページに遷移します)

学校における働き方改革フォーラム チラシ


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#教師のバトン プロジェクト 【文部科学省】
現場で日々奮闘する現職の教師、教職を目指す方々の皆さんで、学校の働き方改革や新しい教育実践の事例、学校にまつわる日常を遠く離れた教師、ベテラン教師から若い教師に、現職の教師から教師を目指す方々に、学校の未来に向けてバトンを繋ぐためのプロジェクトです。